黒留袖は、和装の中でもっとも格上の第一礼装の衣装になります。
そのため、最大数の５つの家紋がついております。
結婚式では両家の親族（母親・お祖母・既婚者の姉妹・叔母）、お仲人様がご着用します。
家と家を結ぶ結婚式で、格付けが一番上の留袖で、お越しいただいたお客様へ感謝の気持ちを込めた着物です。
とよくご質問をお受けします。
新郎・新婦様のお母様におすすめの黒留袖の柄や雰囲気を年代別にご紹介
黒留袖は、生地は黒で、裾にしか柄がございません。
裾の柄の色や大きさで、若々しさ・落ち着いた雰囲気を表現することになります。
お宮参り初着・七五三衣裳・成人式振袖・花嫁打掛は、若々しい鮮やかな赤色がよく使われています。
しかし、既婚者になって着る訪問着・色無地などは赤色のような鮮やかな色が使われることなく、パステル系のピンク・クリーム・グリーンなど落ち着いた色が多く、上品で淑やかな美しい品が多くなってまります。
若い方の留袖➡鮮やかな赤色が多く使われてる柄になります。
その為、お嫁入り時に作っていただいた留袖は、ご結婚後の数年間に姉妹・兄弟の結婚式があることを想定し、20代・30代でご着用いただけるようなお柄・デザインであることが多いようです。
結婚式で両家の母親としてご着用するころは、40代から70代になっているので、その頃の柄は若々しい雰囲気になってしまっていることが多いように感じます。
黒留袖は柄の雰囲気でお若い人向けなどあるので、とても大好きなお柄やデザインであったとしても、結婚式はご本人お一人だけご着用ではないため、ご一緒される方とのバランスが大切になり、年齢にあうデザインを装っていただいた方が、気持ちいいマナーになります。
絵柄について
古典柄の縁起の良い吉祥文様 鶴・松竹梅・宝尽くし・桜・亀・御所車・広末・鳳凰・熨斗などのモチーフはお祝いを表現しており、気品もあり晴れの日にふさわしい装いです。
お薦め40代の母親用留袖
40代のお母様はお若い年齢ですので、赤色・濃いピンク等が使われている艶やかで美しい黒留袖がオススメです。
お薦め５０代の母親用留袖
40代のお留袖より、少し赤みを抑えぎみがお薦めです。ただ。。。まだまだお若いお母様ですので、あまり抑えすぎて、お地味になってしまわず、金糸がつかわれてる品や落ち着いたピンク色やオレンジ色など入ってる華やかな花柄やデザインをお薦めいたします。
お薦め６０代の母親用留袖
全体の色を少なめに抑えたものや、やや落ち着いた雰囲気が品がよい装いになるでしょう。シックで落ち着いた柄裄に、金彩や刺繍などをあしらった黒留袖も素敵です。
レンタルきもの和服美では、お客様のお立場やご年齢やご体型に合わせ、ふさわしい黒留袖のお選びいただけるようお手伝いさせていただきますので、お気軽にお問合せください。
■レンタルきもの和服美 https://www.haregi-shop.com/
大阪と神戸の間の西宮市で創業50年以上の近藤衣裳店のオンラインショップ
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