家紋(かもん)って知ってますかね? あまりなじみのないワードですよね。
私たち着物に携わっているものは、日常的に見てる、話している家紋(かもん)についてお話いたしますね。
実はあの…ルイヴィトンにと大きな関わりがあるんです。
NHK大河「晴天を衝け」で最近パリ万博(1867年)に参加してるシーンがありましたね。
その時に、一同が着ている紋付羽織袴であったり、薩摩藩の工芸品についている家紋をみて、ルイヴィトンがヒントを得て星やお花のモチーフからあの代表的な柄 「モノグラム」ができたそうです。
■家紋とは??
代々上家に受け継がれている家の象徴です。
平安時代に公家が自分の牛舎や衣類に独自の柄を使用しているのが、家紋の由来があります。
その後室町時代以降(戦国時代)になると、敵味方を見分けるマークとして衣類や旗に使用することになりました。
その後江戸時代の長い年月の間に、苗字がなく、また識字率も低かった為、家紋が家柄を表すツールになり貴重・大切なマークになり徐々に庶民にも多く使われるようになりました
■自分の家の家紋はどうやって調べれるの??
家紋はどこにも登録されてません・・・
その為親戚に聞いていただいてもいいのですが、身近の場所などに使われてます。
①お墓

②袱紗(ふくさ)や 風呂敷

一度自分の家紋を調べてみるのもいいかもですね(^^♪
こんなものもチラッと(^^♪
紋を集めた本があるんです。 当店が使ってるのが「平安紋帳」と「標準紋帳」
他にもあるようですが。。。

私たちはお客様から紋付袴・お宮参初着・七五三の男の子の衣装をご利用いただく際に、ご指定家紋がある場合、この紋帳で紋を確認し、紋屋さんには発注してます。
ここに掲載してる紋数はとーっても沢山ありますが、掲載以外の紋の場合は、画像をもらい、紋屋さんに渡して特注紋としてオーダーで作ることもあります。