着物コラム

卒業式袴を着用した際の寒さ対策(防寒)

卒業式は2月後半から3月にございます。

一番寒さ厳しい時期ですよね。

式典が行われる会場は体育館や講堂などが多く、暖房もない環境だったり、長時間座っていると底冷えすることが多いです。

袴は、ロングスカートのようになっているため、より下半身が寒い・・・ということも。

寒いといってコートを着たりもできず、寒さからトイレも近くなり、慣れない着物でより大変ですよね・・・

体調が悪くならいないためにも、防寒対策して素敵な卒業式をお過ごしください。

①カイロ

衣類の上から張るカイロの場合、できればいつでも外すことが出来る場所がオススメです。背中側がいざ外そうとしてもは外せないため、お腹を温めると全身ぽかぽかしてくるので下腹部あたりがオススメかと。※おへその上のあたりは、帯がくるので外せなくなります。

足先から冷えてくるので靴下用カイロを足袋やタイツに張るのもいいかもですね。

 

②和装肌着ワンピース(又は和装用肌着)にもう1枚着るなら「バレエネックタイプのインナー」

着物を着る際の和装肌着は、ネックの後ろ側(襟ぐり)が深く大きくゆっくり&前側もゆったり深く開いているため、着物を着た際に肌着が見えないようなデザインになっています。
しかし、綿の薄手の素材の為その1枚では寒いですよね。
その場合は、お洋服に時に着るインナーシャツ(ヒートテックインナーなどの長袖Ok)を着て、その上に和装用肌着を着ていただいてOKです。
 インナーシャツの襟もとのデザインを、気をつけるのがポイント!
襟のデザインがバレエネッタイプがオススメです(※画像参照:肩が大きく開いたデザイン)
これだと、着物から肌着が見えることもなく安心ですね。
袖口は着物から肌着が見てしまうので、肘くらいまで(5分くらい)折り曲げてください

③タイツやスパッツや和装用ストッキングで足元対策

●ブーツスタイルの方
厚手のタイツや靴下用カイロをご利用されても見えないので防寒対策いただけます。
●草履スタイルの方
足元が袴のすそから見えますので、ひざ下までのスパッツや、和装用のパンストの上から足袋を履き防寒対策いただけます。
※和装用パンストとは・・・画像参照
タイツやスパッツを履く際に、深めに履くとトイレの際に脱ぎにくいため、ゴムのあたりを折り返して、股上を浅めにご着用がオススメ!
ぜひ暖かくして、たのしく素敵な卒業式をお過ごしください。

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