留袖コラム

フォーマル着物(留袖)の時の末広(扇子)のマナー

結婚式での親族は女性の第一礼装の留袖をご利用になります。

留袖を着用する際にはマナーがございます。

その一つに末広が必修になります。

末広(すえひろ)とは?

形は扇子と同じです。

慶事の時に利用するため「すえひろ」と呼ばれてます。

名称の由来

扇は吉祥文様で、着物の中によく描かれている図案です。

広げると末広がりになることから、開運・繁盛などをイメージし大変縁起がいいというところからきているため、お祝いの時に利用されています。

結婚式(留袖)でつかう広末はどんな品?

慶事の際につかう末広は祝義扇です。

親骨に黒漆(くろうるし)を塗った品です。

表裏の紙は、金・銀になっています。(※女性用)

※フォーマルで利用の訪問着・色無地の着物時もこの祝義扇はちろんご利用いただけます。

必修というわけではないですが、お持ちでしたらぜひご利用ください。

末広(すえひろ)をつかう際のルール

①開いて使わない・扇がない

②着物に挿す位置は、帯と帯揚げの間

③広がる方が上側

④挿す向きは2cmほどを紙面の金色側が相手から見えるように

留袖 広末

フォーマル(正装)時は、ルールがあり少し大変な感じもしますが、長く受け継がれてきた伝統だったり、しきたりを機会がある度に知ることができるのは素晴らしいですね。

 

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